タヌキの偽札に巧妙なホログラム
- 2014-11-06
- スラスラわかるCSSデザインのきほん
わたくし、技術書籍が純粋に技術だけだと面白くないので、文中の図説で出てくるサンプルなどで全体をぶっ壊さない程度に「遊ん」でいます。「面白くない」のはわたし自身が書いていて面白くないという意味です。たぶん読者も面白くないだろうから、楽しんでもらおうと思ってやっていますが、もしかしたら気が付いていないかも。いや自分が思っているほど面白くないのかも? ネットで見てもアマゾンのレビューを見ても一度も言及されたことはないので、おそらくだれも見ていないか、ウケてないのでしょう。今回はHTMLやCSSの話題を少し離れて、文中の「ちょっと遊んでみました」の図を紹介します。
関連:『スラスラわかるCSSデザインのきほん』P.61ほか
①「タヌキの偽札に巧妙なホログラム」(P.61)。なんだと。努力及ばずタヌキは逮捕され、偽札を調べられてしまったようです。国立印刷局のページによると、1万円札には2箇所ホログラム印刷がされています。その他、表中央左下の雲みたいになっているところは傾けると「10000」と字が浮き出たり、「壱萬円」は深凹版印刷でインクが盛り上るように印刷されていたり、9個の偽造防止技術が使われているそうです。現代のタヌキもたいへんだわ。
②寝る前の体操が腹筋100回、腕立て伏せ200回だそうですが、そんなにやったら眠れなくなります(P.62)。
③「魚類大図鑑」を買ったら期間限定のおまけでカツオノエボシが当たる?! こんなの当たったら大変。刺されたら場合によっては命に関わることもある猛毒クラゲの一種です。
ちなみにですよ、うちには子ども向けの危険生物図鑑があって(学研の図鑑 世界の危険生物)、危ない生物がいろいろ登場するのはもちろん、少しだけ応急処置法が載っています。それによると、クラゲに刺された場合の応急処置として患部に「酢をかける」べき種と「酢をかけてはいけない」種があるらしい。いやいやちょっと待ってくださいよ、実際にもし刺されたら、どれに刺されたかなんてわからないと思うんだけど。
④最後は趣味です(P.63)。パンの焼きかた。わたくしスプレッドマニアで、たいがい断面図が土台のパンより主役のスキッピー(か、ヌテラか、その他スポットで入ってくるどちらかといえば茶色いやつ)のほうが分厚い状態です。おかげですぐなくなるため常時複数のスプレッドが待機しておりますものの、万が一それらが切れてしまった緊急事態の折には、バターを塗って砂糖をかけて──というより作業としては塗るに近いかな。食パン1枚を半分に切った土台に大さじ1杯の砂糖をバターナイフで広げる──トーストします。
なお、この図を作成するときにはすっかり忘れていたようですが砂糖を塗ってからシナモンをかけます。砂糖レイヤーが分厚いので、トースターの最大出力1200Wで2分、それから900Wに落として3分焼くと土台を焦がさず砂糖が溶けてちょうどいい具合に。600Wに落として4〜5分のほうが土台が堅くなりませんが、朝パンを焼くだけで7分使ってたらねえ。神様もしくは世の中から怒られそうなのでいつもはしません。